体育の日／讃岐行２日目

○[ごはん]やまうち＠まんのう町

のんびり目に起きて、今日もうどん屋巡り。せっかくブッフェの充実しているホテルだったけど、でもブッフェ朝食食べるくらいならその分うどん食うよねー、と家族みんなの意見が一致してしまうあたり、なんとも言えないなあ(笑)　で、まずは9時開店のやまうちを目指す。走ってるうちにナビの「到着予想時刻」がどんどん早くなっていったのはご愛敬ということで…（ナビは、制限速度ぴったり＋信号待ち分で計算するからね）。
すっかり慣れてしまった秘境っぽい道を行くと、まだ9時前なのにちゃんと営業してくれている（この辺折り込み済み）。わーいわーい、と店の前に車を停めて、ひやひやの小（200円）＋ゲソ天（価格不明）をいただく。宮武系はひやひやに限るでしょ！と思っていつもこれを食べるわけだけど、この店は宮武系のがっしりした麺の中でも非常に優しい味わい。息子の食べてたひやあつがちょうどいい麺の緩み具合で美味しくて、思わず二人で「お代わりもらって半分こしよっか」と相談してしまったくらい(笑)
やまうちは、この環境も含めて偉大なうどん屋さんだよなあ…。池上・彦江なき今（俺の中ではもう池上は存在してません）、讃岐の貴重なうどん文化財に指定したいくらいの勢いです。…香川への出向を申し出て、うどん振興のお仕事しようかしらん(笑)

○[ごはん]まえば＠丸亀市

さくさく食べられてしまったので、店を出たところではまだ9時。今から10時開店の三嶋製麺所に向かっても早すぎるねえ。「じゃあ9時開店のまえばに行くか！あそこならナビなしで行けるし！」と、おまえどこの香川人だみたいな発言をしながら(笑)、ナビを三嶋製麺所にセットしたまま、丸亀まで戻ってまえばへ。奥ちゃんまで道が完璧に頭に入っているのがちょっと面白かった(笑)
到着したところで、ささっと駐車場に車を入れて、かけ小（200円）に、衣に青のりのまぶされた半熟卵天（100円）、あとはお約束のように牛スジおでん（130円）をいただく。
さすが「宇宙一のダシ」（(c)団長）と称されるお店（といっても俺的には田村の突き抜けたダシの方が好きなんだけど）、バランスの取れたダシの味も、折り目正しい感じのうどんも、香ばしい半熟卵天も、実にうまうまー♪　おでんに味噌だれつけてくれるのも嬉しいなあ。辛子だけのところが多いからねえ…。

○[ごはん]三嶋製麺所＠まんのう町

食べ終わったら再びまんのう町を目指す。山の中をずんどこ登っていって、公民館が目印の三嶋製麺所へ。看板も何も出てない店なもんで、前回やってきた時はえらいこと苦労させられたんだよなあ…(汗)　駐車スペースもなんとか1台分滑り込める程度に空いていたので、そこに停めて、いざお店へ。おお、少しだけど行列できとる。メジャーになってきたってことなのかなあ。おっちゃんおばちゃんは困惑してるんだろうなあ…（←お前も原因の一環じゃ）。
ここのチョイスは、「ぬくいん」と「冷たいん」の２種類の、うどんの玉数だけ。ダシもなし、カゴ盛りになっている玉子があるだけ。まあ製麺所だしねえ。で、どうせ玉子を入れるなら、と、ぬくいん（120円）を1玉もらって、たまご（30円）も割り入れて、醤油をぴゃぴゃっとかけていただく。
ここのうどんも優しい味わい。下手にダシかけて食べるより、釜玉で麺そのものの味わいを味わった方がはるかにウマイんじゃないかと思われる素敵な麺で、かなりの好物だなー。一瞬にして食べ終わって（もとい、飲み終わって）、奥ちゃんと息子に「早っ！」と驚かれる。
みんな食べ終わったところで、お店の方に一言断って、看板犬・さくらちゃん（シベリアンハスキー風）にもご挨拶。前回来たときは「下にさくら（オンナのコ）がいます。ぜひ、さわってください」と貼り紙があったのだけど、今回なくなってるなー。でもさくらちゃんは健在で、例によっておとなしくて人なつっこい、もふもふの犬でした。いくら人なつっこいからって、見ず知らずの人にお腹見せるのはどうかと思うぞ、さくらちゃん…(笑)

○[ごはん]谷川米穀店＠まんのう町

さくらさんとの交流を満喫したところで、さて本日のメインエベント、谷川米穀店へ。途中の道を左手に入っていって、奥ちゃんに「？」顔をされたのだけど、「こっちの道に行った方が駐車場に入りやすい」と、またまたお前どこの香川人だ的な発言をして（しかも、結果的にこれが大正解だった）、お店にたどり着く。
11時開店のはずなのに、10時半にはうどんのものすごく良い香りがしていて、しかも店の前は大行列。本来の開店時刻の11時には「本日終了」の大団扇が出てしまうほどの大混雑にびっくりよ…。
さて、食べれば食べるほど消化の進んでしまうここのうどん、今日はがっつり青唐辛子の佃煮を入れたいなあ、と冷たい大（240円）をチョイス。既に2個も食べてるのでたまごはなしで。しっかりした辛さを堪能しつつ、今日もびよーんと延びるコシの不思議なうどんを堪能。はー、やっぱりここのうどんはいくらでも食えそう…（でも２玉で自重しておく）。

○[ごはん]一福＠高松市

今回の讃岐旅、大トリは高松市に戻って「一福」へ。信頼するうどん友・もとさんからも「一福いいですよ！」とオススメをもらってたし、奥ちゃんもいろんな方から勧められていたとのこと。中村で修行された方のお店とのことで、期待しつつ向かってみる。
いっぱいの駐車場になんとか空きを見つけて滑り込んだところで、冷たいかけの小（200円）をいただく。ちくわ天（100円）ももらおうか…と手を伸ばしかけたところで、「揚げたてでーす♪」と天ぷらバットをささっと取り替えてくれたので、これ幸いと揚げたてを遠慮なくいただくことに。
揚げたてのちくわ天が激ウマなのは言うまでもないけど、細めのうどんも、いりこの風味がガツンと前に出た澄んだダシもうまうまー♪　うん、なんかいろんな人が勧めるのは分かるよなあ。実に良いうどんでした。大トリにふさわしい美味だったね♪

○[ごはん]串揚げ♪

うどんを堪能したあとは、鳴戸大橋の下の「渦の道」などに寄り道しつつ大阪に戻ってくる。なんと2日間の運転総距離700km超！(笑)　香川でもあちこち飛び回ってたからなあ…。で、せっかく大阪に来たのだから名物の串揚げを、とうちからちょっと離れたとこにある串揚げ屋、串亭こまいどへ。食べ放題コース（1,980円）に飲み放題（1,100円）をつけていただく。
なんかもうすっかり運転疲れでへろへろになってしまって、でも生ビールをしっかり飲みつつ串揚げを堪能。食べ放題っつっても好きな串を1本単位で揚げてくれるわけじゃなくて、３～５本のセットになった「グループ」単位で注文してください、というスタイル。なるほどこういう手を使うことによって単価下げることに寄与してるんだなあ、とちょっと感心したりして。
あまりにも疲れちゃったので、最後は烏龍茶に移行して、それでも食後のアイスはしっかりいただいて帰宅。いやー、良く遊んだ連休でした…！